1.生活習慣病

高血圧や糖尿病に代表される生活習慣病は、その先に起こりうる合併症や重症化を防ぐためにも、軽症の段階で進行を予防するための取り組みが欠かせません。しかし、現状では予防のための健康習慣をきちんと指導し、健康に導くプロセスがとても大切だと考えています。

2.運動器疾患

1.変形性膝関節症や腰痛関連の疾患など、身体の関節や筋に起こる痛みが原因で、健康習慣を断念する場合や、健康習慣が身についていないがゆえに起こりうる運動器疾患は、正しく成果につながる指導で予防や痛みの改善に貢献することが可能です。

3.心疾患

1.日本人の死因の第2位である心疾患。その中の虚血性心疾患では、3万7000人前後の方が命を落としています。動脈硬化の進行によって発生するリスクが上がるとされており、血管病の予防のための取り組みが、心疾患で苦しむ人を減らす一助になる可能性があります。

4.脳血管疾患

脳血管疾患の患者数は、厚生労働省によれば111万5千人とされ、脳梗塞の年間死亡数は6万人を超えます。脳血管の病気は、予後に後遺症を呈することが多く、日常生活の質に大きな影響を与える場合があります。これもやはり血管病予防のための健康習慣を身につけることで、未然に防ぐことにつながる可能性があります。

5.ロコモ、フレイル

1.体力的な衰え、身体機能の低下によって起こるこれらのことは、やはり適切な運動や栄養、休養と言った健康のための基本的なことの実践によって、発生を遅らせたり予防したりすることに貢献できるはずです。また、他者貢献や趣味や楽しみを持つことの重要性も示唆されており、包括的な健康習慣の獲得が大切です。

6.認知症

1.厚労省の推計によれば、2025年には認知症の有病率が700万人になるというデータもあり、加齢に伴って起こりうる病気とは言え、予防活動の重要性は年を追うごとに増していきます。高齢者医療に力を入れてきた私達和風会としても、予防活動の重要性は大切であると考え、2015年頃から認知症の前駆症状と言われる「MCI(軽度認知障害)」の予防に焦点を当てたプログラム「脳耕体操®」を開発し、地域で実施を試みてきました。やはり適切な運動・栄養・休養に加え、他者との交流や貢献活動が重要です。

7.肥満と減量

「肥満は万病のもと」とも言い、解消の必要性が叫ばれています。生活習慣病や虚血性心疾患、脳卒中などの原因になるとも言われており、肥満予防は体全体を良くするための取組とも言えます。特定健診や特定保健指導等の制度はもちろん大切ですが、メディカルフィットネスの事業がこの部分にしっかりと貢献することが求められます。